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【MTF】SRS体験記 〜スポーンクリニック〜

 【MTF】SRS体験記 その11 〜スポーンクリニック〜
11日目

歩行訓練開始です。

寝たきりにおさらば。

床ずれになりかけていたとこは皮膚の色が少し黒ずんでいました。セーフ。

しかし、やっとベッドから動けるという開放的な気分に当然体はついていきません。

ずっと横になっていた体は平衡感覚を失っているらしく、うまいこと頭を起こしていられないという。

出血がひどい場合は貧血なんかも相まって相当大変なんじゃないかと思います。

まあともかくよろよろと歩きます。

トイレまで歩くのがやっとといったところ。

この日の夕食にフライドポテトを頼んでいた私はやっと歩けるようになった体で病室に備え付けてある電子レンジまで自力歩行をし、それをチンしました。

食事が温かいというのは大切なことです。

そろそろ寝ようかといつもの安定剤やら導眠剤やらを飲んで瞼を閉じますが、ここにきて5日間なんともなかったお腹に変化が。

本当は7日間は排便をひかえるのがベストらしいのですが、トイレに行けるようになったというだけで気持ちが緩んだのかお腹が緩んだのか、どうしてもトイレに行きたくなりました。

三半規管はまだ頭を起こした状態という所までは回復していません。

おまけに安定剤と導眠剤が効いています。

しかし我慢できないこの便意。

点滴の棒にしがみつくようにしてトイレへと歩き出すのですが、2歩ほど歩いたところで視界がブラックアウト。

気が付けば病室の床にごろん、です。

転びました。

上手く転んだようで特に痛いところもなく今度はもうちょっと気合いをいれてトイレに向かいます。

その距離約2メートル。

手術後の体ってこんなものです。


タイ SRS手術 病室からの風景
(画像はイメージです)

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