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【MTF】SRS体験記 〜スポーンクリニック〜

 【MTF】SRS体験記 その19 〜スポーンクリニック〜

帰国

無事帰国。

しかしここで気を抜けないのがタイSRSツアー。

タイと日本の時差は2時間。日本が2時間進んでいます。

タイ時間の17日0時50分発、日本時間の17日8時着。

パッと見7時間10分のフライトですが、時差があるので5時間10分です。

でも機内では4時間何分とか言っていたような。

まあとりあえずここで問題なのは、16日の夜のDDから17日の朝のDDまでかなりの時間が空くということです。

16日は18時半(タイ時間)からDDを開始しました。

17日は家に帰り着いたのが10時(日本時間)ごろ。

そこから準備をしてDDを開始したのが11時ごろ。

14時間半も時間が空いてしまっています。

しかも空港に行ってから飛行機に乗るまで、飛行機から降りてベルトコンベアーで流れてくる荷物を受け取って迎えに来てくれた車に乗るまで、結構な距離を歩いています。

おまけにスーツケースは27㎏弱。

機内持ち込み荷物も、ノートパソコンやら普段持ち歩いているバッグやらで結構な重さです。

これが手術を受ける前ならなんてことはないのですが術後の体にはちょっときついです。

そしてその日の睡眠は機内で座った状態で、という……。

膣からの出血量が一時的に増えました。

ダイレーションもタイでやっていたようにはスムーズにいきません。

1人暮らしなら何も気にする必要はないのでしょうが、実家暮らしの私はまずダイレーションをする部屋を決めないといけません。

当然自室ということになるのですが、我が家は2階に風呂場があり自室は3階です。

そしてトイレと風呂場は別です。

さらに私はベッド派ではなくふとん派。

何もかもが違います。

まず3階のふとんの上に防水シートを敷き部屋の準備をします。

トイレに行っておしっこをしてナプキン交換、そのまま風呂場へ。

シャワーでアソコを流したらタオルで拭いて3階へ上がります。

この時風呂場にはシリンジと消毒液をすでに準備しておきます。

ダイレーション自体の手順はもちろん変わりません。

終わったらまた2階に下りて風呂場へ。

膣内を流し消毒します。

ついでにダイレーターと容器も洗います。

帰国初日はまだそれらの置き場所が定まっていなかったためとりあえず洗面所に放置。

3階に上がって小陰唇に消毒液をちょんちょん、抗生物質クリームを塗って終わりです。

帰国してまず最初にやることは、日本でのダイレーションのルーチンを作ることだと思います。

実家暮らしの方は家族の協力が必要不可欠かと。

ダイレーションの時間は風呂場を使うのでその間誰かが風呂を使っていると困ります。

下半身裸の所を父親に出くわす、なんてことも避けたいです。

今はダイレーターの置き場所もそれを行う時間も決まり安定したDDライフを送っていますが、帰ってすぐは慣れるのに時間がかかりました。

家族への事前連絡はしておいた方が良いです。

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