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 【FTM】SRS体験記 W様 ~ヤンヒー病院~

 【FTM】SRS体験記 W様 その3 ~ヤンヒー病院~
3日目(オペ後1日目)

まだ頭がぼんやりしていて、2時間おきに目が覚める。
夕方、術後初めての食事。コーンポタージュのようなお粥が出てきた。
食事を置かれたのはいいけど、机と自分の位置関係が「これはどうやって食べろと?」という状況だったため、どうにかこうにか机を自分の方に寄せて食べる。
…味がしなくてまずい。しかし、食べないと回復しない!と思い食べはじめたが、気が付いたらスプーンを持ったまま寝ていた。(笑)
半分ぐらい食べたところで、限界を迎え食べるのを諦めた。
その後はひたすら寝ていた。身体を拭きにナースが来たが、横向きになる時、痛くて辛かった。



4日目(オペ後2日目)

早朝に、点滴とペインフリー、尿道カテーテルが外される。
「おしっこはトイレで。」と言われ、起き上がれるのか不安だったが、かかとと肘を使ってゆっくりと起き上がり、ドレーンを2個持ちヨタヨタしながらトイレへ。
おしっこだけのつもりが、ガスも出て、その勢いでうんこがスポーンと出た。

他の方の体験記を読む限り、なかなか出なかったという方が多くて、もうちょっと後だと思っていた。
出た時に「あれ?こんな早くていいの?」とポカーンとなってしまった。

検温をしに来たナースにM君は起きているか聞いたら、「起きてるよ。」と言うので、部屋に行きたいと言ったら連れて行ってくれた。

病室に顔を出しに行くと、彼はペインフリーの副作用で体調不良になっていたそうで、点滴もカテーテルもまだ外れていなかった。
「お前なんで歩いてんの?」と驚かれた。
術後、出血多量で危なかったのは私なのに、私の方が回復が早かったようだ。(笑)

昼頃、先生の回診。
経過は良好のようで「Good!」と言っていたが、子宮・卵巣摘出の際、皮下脂肪が多くて通常より5mm程傷が大きくなったと聞かされた。
手術を決めた時から、ちょっとでも痩せておけばよかった。

術後とはいえ、ベッドにいるのが退屈だった。
ご飯もしっかり3食食べ、ちょこちょこ部屋の中を歩いてみたりした。

それにしてもトイレに行く時、ベッドの乗り降りが不便だった。
ドレーンを2個持ってトイレに行かなくてはいけないし、ズボンが大きくてゴムがないので、歩いているうちに半ケツ状態になる。
やや無様。(笑)

夜にローゼススタッフさんが来てくれた。
「何かありますか?マッサージとか。」と言われたので、お言葉に甘えてマッサージしてもらう。
寝っぱなしで首や背中が痛かったので、揉んでもらい楽になった。



>5日目(オペ後3日目)

朝、ローゼススタッフさんが来る。ちょっとしゃべって、M君の部屋へ一緒にお邪魔する。
この時に気付いたことがあって、M君のドレーンを見たら1つしかなかった。でも私は2つ…なぜ?

今日から入院食が普通の固形物になる。
3食のメニューを自分で選ぶことができるので、インターナショナルの食事を選んだけど、病院の食事にしてはヘビーな感じがした。

朝食が終わると、体を拭きにナースがゾロゾロ入ってきた。
前日の夜に頭を洗いたいとお願いしていたので、ナースの1人に「シャンプーどこ?」と聞かれる。
「ない」と答えたら持ってきてくれた。
部屋のシャワールームに行ったら、石けんを渡されたので自分で洗えるところは洗う。
ようやく頭も洗えてスッキリ!
ケツ丸出しだったので、冗談でナースに「セクシー?」と言ったら笑っていた。
ひとまずガスがすごいから歩くようにと言われた。
というわけで、またM君の部屋を訪問。

しゃべっていたら先生が来たので帰ろうとしたら、「ここで診るから待って。」と言われる。ソファに座らされ胸を診てもらった。
「Good」と言って去って行った…。昼食を食べに一時撤退。

食べ終わってからうだうだしていると、ドレーンの量をチェックしにナースが登場。
ドレーンの量をじっと計っていたので、日本語で「血の量多い?」って聞いたけど、チンプンカンプンだったみたいで笑って去って行った。

その後、M君が部屋に来る。
ちょっと歩いてみようと2人で10Fのフロアをうろうろしていたら、ナースに「歩け!歩け!」と言われる。
しかし、15分後には2人して左腹が痛くなり解散。

部屋で休憩していると、ローゼススタッフさんと、日本語堪能なタイ人のスタッフさんが来る。
「どこか痛いところはありますか?」と聞かれたので、歩いたら左腹が痛くなったと言ったら、手術の時に先生が左側で縫合したので、左側に痛みが出やすいんですと教えてくれた。
術後ノドがずっとイガイガしていたのも、瘴気のせいとのことだった。

夕方、先生が来診。
「問題ないー。」と日本語で言われたので「マイペンライ!」と言ったらすごい楽しそうだった。(笑)
ドレーンの量も日に日に少なくなってきているので、徐々に回復してきているのを実感した。

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